2024年6月から一般財団法人トヨタ・モビリティ基金と連携し、愛知県警協力のもと、豊田市において、スマートモビリティインフラ(SMI)を用いた実証実験として、交通流分析実証実験に取り組んでいます。
豊田市の交通事故発生件数は年々減少傾向にあるものの、2019年および2020年は交通事故死者数が、名古屋市を除いて毎年上位となっています。
SMIを設置しました愛知県豊田市土橋町1丁目交差点は、豊田市内において2018年~2022年の5年間で交通事故発生件数が最も多い交差点となっており、2023年には交通死亡事故も発生しております。
交通参加者(車両/自転車/歩行者)の詳細な挙動を計測/分析することにより、交通事故やヒヤリハットがどのような要因で発生しているかの傾向をつかみ、今後の道路インフラとして安全運転支援や自動運転支援の高度化に向けた、交差点の交通情報の収集します。
▼ 土橋一丁目交差点
本実証で設置したSMI
①信号引込柱
②DSSS*柱
③信号灯器柱
④DSSS*柱
▼センサー検知範囲
今後、交通情報の収集を進め交通事故防止に資する分析を実施します。
実証名 | FY24 豊田市交通流分析実証 |
実施場所 | 愛知県豊田市土橋町1丁目交差点 |
実証期間 | 2024年6月〜2025年3月 *掲載時点での情報です |
※本実証はSMICIPで直接受託したものではなく組合員にて実施した実績となります。
※記事中の地図画像はGoogleマップを使用しています。